料理の難度

夫に 「食べ物の中で何が一番好き?」 と聞くと、迷わず 「ビビンバ!」 と答える。
夫は日本に駐在中、韓国出張が多かったので韓国料理、特にビビンバがお気に入りになったそう。 お寿司も好きだけどやっぱりビビンバには叶わないらしい。 あまりしつこく 「ビビンバ最高!」 を連発されると 「じゃあ韓国人と結婚すれば良かったのにね。」 と言いたくなってしまう。(苦笑)

アメリカはどんな田舎町でも米軍基地の回りには数件の韓国料理レストランと食材店がある可能性が高い。(在韓米軍基地の規模が大きいので韓国人配偶者の比率が高いから。)

我が家から一番近い韓国レストラン、ややアメリカ人向けにアレンジされたメニューだけど及第点をあげられる味なので時々利用している。 夫は飽きもせず毎回ビビンバ。 そして食べる度に出て来るコメント。

「これ、簡単に作れるよね?」

(夫は韓国人から 「ビビンバは残り物を片付ける為の料理。」 と教わったそう。)

そりゃー、韓国料理を毎日作っているレストランなら簡単でしょうが、家で作るとなると情況が違うでしょう・・・。 和洋折衷なメニューの我が家の残り物でビビンバを作ったらかなり不味そう!
料理をしない人には判らないのかな。 ベトナム生春巻きも 「シンプルで簡単だよね!」 って言ってたし。 (そういう大口はライスペーパーを破らず巻けるようになってから言いたまえ。)

そんなある日遂に夫の熱意に負けてビビンバを作ってみた。
コリアストアで買ったゼンマイの水煮と豆もやし、どちらもキロ単位でしか売ってくれなかったのでボール(大)に山盛り。 その後何日もかけて頑張って食べたけれどゼンマイは少し捨てるハメになった。

それ以来、材料は無理せず簡単に手に入るもので作っている。
それでも最低数種類のナムルと野菜 (刻むだけの時もあれば炒める時もある)、邪道でも肉が入っていないとダメなのでコリア風にマリネした肉、等等・・・下準備だけで結構時間が掛かる。

そして喜ぶ夫に忘れずに
「一皿料理でも上に乗っている物は全部 別々 に準備しているの! だから決して簡単じゃないの!」 と釘を刺している。

あ、後片付けは簡単か。

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立ち入り禁止

田舎ではよく POSTED という看板が空き地に掲げてある。 道路沿いの林等にも数百メートル置きに看板が立っている。

これは 私有地に付き立ち入り禁止 という意味。 土地の所有者は1年毎に禁止事項 (無断立ち入り、釣り、狩り、樹木伐採等) を公的な書面にし、それを所有地に掲げる必要がある。

理由は、誰かが勝手に侵入して怪我でもしたら土地の所有者が訴えられる可能性があるから。 アメリカ=控訴社会 の典型。 (盗みに入った家の中で怪我をしたのでその家主を訴えた泥棒もいる位だから。)

知らない道を運転していてUターンをしたい時、場所を選ぶのに夫は最新の注意を払う。 田舎の更に町外れの寂しい場所に家を構えている人達は自己防衛の為に銃やライフルを持っている人が多いから。 牧場など広い土地に住む人達は良くドライブウェイの入り口に 「ライフル所持しています。」 なんて脅しの看板が掛かっている。

散歩天国ドイツでは森でも林でも畑でもみんな好き勝手に歩いていた。 私も犬を連れて色々な所を歩いた。  

近所に住む友達は 「銃 (趣味で空き缶を撃つ程度) を使いたくなったら裏の林に行くんだ。」 と言っていた。 彼の家の裏の林から100メートル程奥へ行くと、City Limitの外になるので公的に銃が撃てるらしい。 狩りのシーズンになるとあちこちから猟銃の音が聞こえてくる。

ここアメリカでは公道以外は怖くて歩けない。

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医療記録

この週末、クリスマスの飾りを屋根裏にしまっていた際にうっかり錆びた釘で手を切ってしまった。 出血したけれど傷は浅かったので患部を消毒・治療すれば大丈夫、と思っていたら夫が破傷風を心配して騒ぎ出した。

夫は軍で医療・衛生関係の仕事をしているので伝染病にやたら詳しい。

私のショット・レコード (WHOの予防接種記録、バックパッカーの人達には「イエローカード」と呼ばれている。) を見てみたら破傷風の予防接種は2002年にドイツへ行く前と、2005年にアメリカ移民ビザを取る為に打ってあった。

それでもまだ心配だったらしく、夫は病院の夜間救急に電話をしていた。
看護婦さんと話した結果:
破傷風の予防接種は5年毎に計3回打った後は10年毎で大丈夫になるそう。 私の場合は過去5年間に2回打っているので病院へ行っても3回目は打ってもらえないそうだ。 

そこで思ったのが、「日本で私は何の予防接種を受けたんだろう?」

大体、この破傷風も1度目は 「多分日本でやってます。」と言っているのにも関わらず看護婦さんに 「証拠がないから念の為ね。」 と打たれた。
2回目は破傷風の他に麻疹・風疹・おたふく風邪の混合摂取が必要で、これもまた証拠がなく自己申告だけではビザが下りるはずもなく、打たざるを得なかった状態。 (風疹とおたふく風邪は実際にかかったのに。)
その他覚えているのが百日咳とはしか位・・・?

夫が軍人なので転勤を何度か経験したが、その度に病院から自分の医療記録を受け取り、新しい赴任先の病院に持って行く。 (犬たちの医療記録も転勤の際獣医から渡される。) 私は結婚した時点からの医療記録しかないので過去の病気や予防接種の記録が全く無い。 

私が日本に住んでいた数年前、輸血用血液から肝炎感染の可能性があったとして確か1970年代に輸血経験をした人に警告が出た。 その頃外科手術を経験した私は入院した病院がリストに載っていて慌てた覚えがある。 詳細を知っている母は既に他界していたので輸血をしたかどうか判らず、とりあえず病院に電話をした。 古すぎて私の個人カルテはもう保管されていなかったが、病院側の対応は丁寧で感染の心配はないと教えてもらった。

日本は国民保険という素晴らしい医療制度があるのにも関わらず個人記録に関してはまだ遅れていると思う。 各病院・診療所でカルテをそれぞれ保管ではなく、個人が個人の責任で医療記録を保管した方が良いのでは?

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